0214NHK島根 NEWS WEB 02月15日 10時41分
・大社基地跡地の保存へ見学会
 太平洋戦争の末期、出雲市に造られた旧日本軍の基地の跡地を「戦争遺跡」として保存する方法を探ろうと、市民グループが14日に見学会を開きました。

旧海軍が昭和20年、出雲市に建設した「大社基地」は爆撃機の出撃に使われ、いまは跡地が平和学習にも活用されていますが、保有する国は入札を行い先月落札が決まりました。
落札者は公表されていませんが、県内の市民グループは、跡地を「戦争遺跡」として保存することを目指し、その機運を盛り上げようと見学会を開きました。
この中で、郷土史の専門家は戦況が不利になる中、本土防衛の拠点を山陰に築く狙いから基地が建設されたとみられるなどと説明しました。
その上で、参加者からは「戦争遺跡としての活用方法を改めて考えるべきだ」とか「県や市に働きかけて保護してもらうべきだ」といった意見が出されていました。
参加した男性は「落札者がどう利用していくのかはわからないが、少しでも保存されればいいと思う」と話していました。
市民グループの若槻真治代表は「今後、開発計画が明らかになれば落札者に直接要望することも考えたい」と話しています。